院長のページ
2013.04.27
橋本こどもクリニック
医師 日本小児科学会 認定 小児科専門医 橋本基也
▼出生地
鶴岡市です。高校卒業までの18年間を過ごしました。父は開業医として働き、
母の実家はお寺さんで、子どもの頃から知らず知らずに“生命の重要性”にふれていたようです。
通った小学校に『希望の瞳』という愛唱歌がありました。
希望の瞳 澄みわたり
未来を夢見て ひかり輝く・・・・・・
これからの子どもたちにも、夢をいっぱいもてるようにと願います。
▼大学時代
金沢医科大学に通い、6年間を金沢で過ごしました。兼六園など観光地として有名ですが、学生時代はそんな遊びもなく、ただ夏の暑さ、冬の寒さは印象に残っています。ここ数年、何のせいなのか、金沢のことが懐かしく感じ、行ってみたいと思うことが多くなりました。
▼小児科専門医
山形大学小児科学教室に入局し医師としての第一歩を踏み出しました。
小児科医を志したのは『子どもが好き』だからです。
大学病院、当時の長井市立総合病院等で、小児科医としての研さんをつみました。
▼その中でも専門は周産期医療
医師になって三年目から千葉県の松戸市立病院新生児科で研修をさせてもらいました。そのNICUで大きな衝撃を受け、この医療を山形に持ち帰りたいと思いました。
▼山形に帰って
現在山形県内には、山形大学、県立中央病院、山形済生病院、鶴岡市立荘内病院など、高度周産期医療を行っている病院があります。以前はまだ小児科で赤ちゃんに専門に関わっている人は少なく、産科医療の一部として行われていた時代もありました。大学病院に戻り、林正初代教授、現在の早坂清教授をはじめ、多くの医局の先生方や産婦人科教室のバックアップをいただき、周産期医療に没頭しました。
▼新生児集中治療室〈NICU〉
大学病院、県立中央病院を中心に村山地区の周産期医療が行われる中で、山形済生病院に山形県で最初のNICUが開設されました。平成7年のことでした。幸運なことに、その設計に携わり、開設後の運営の責任者を任され、本格的な体制の下、お母さんと赤ちゃんの医療をすすめることができました。
▼橋本こどもクリニックのコンセプト
平成15年10月16日に当院は出生しました。それまでの経験、すなわち本当に小さく生まれる赤ちゃん、双子ちゃん、三つ子ちゃん、それに四つ子ちゃんなどのいわゆる多胎児。出生・出産というハードルは意外に高く、いろんなことが周産期にはあります。その経験の中で、より身近に、より深く多くの人に関わりたく思います。また同じように子どもに関わる人の応援もしていきたいと思います。そしてこれからの子どもが多くの夢をもてるようにと思っています。
▼いのちの育み
山形には 美しい風土 四季があります。
子供達が 夢を持って成長し いつの日にか 楽しく語れるように
そんなふれあいを 大切にしていきたいと 思います。
▼“夢”カード
みんなへの思いを夢という字にのせて、健診やお誕生日に渡している
自筆のカードです。
▼お母さんも1歳のお誕生日おめでとう
当院の看護師が作った文面です。自身も一人の母としても頑張っている人です。