Q.10 今回は4か月健診の際の質問からです
初めてのお子さんで、男の子のママさんです
・保湿はなるべくするようにしているが、顔(特に目の周り)が赤くなることが多くなった
月齢としても皮ふの乾燥はある時期です。また季節としても乾燥しやすい季節ですね。
特に顔は外気の刺激も受けやすいので症状は出やすいです。
石けんで泡を作って、やさしく洗いましょう。その後保湿剤を塗る皮ふケアをしましょう。
・授乳してから1〜2時間後に吐き戻すことが多くなった(拳を口いっぱいに入れるのも原因?)
まず基本的に、その吐き方は心配のないことが多いです。
確かに口の中に手やオモチャが入って、咽頭を刺激すると吐きやすいです。
抱っこからお布団に寝かせたり、寝てる状態から抱き上げたりしても吐くことはあります。
・便の回数が1日平均5回位だけど大丈夫なのか?
母乳と人工乳の混合栄養でしたね。母乳の影響で、便の回数がそんななんだと思います。
生まれてから同じペースなんであれば心配ないです。お尻が荒れないか注意して下さい。
・離乳食を始めるタイミング
5か月から6か月が開始時期です。よだれが多くなってきたり、口をもぐもぐとしてきたら
開始してみましょうか。
・麦茶とかのむ時は、最初はスプーンからの方が良い?ストローマグとかはまだ使わな方が良いのか?
最初はスプーンからがいいでしょう。
(先生から)

Q9.臍ヘルニア
Q. 最初は何でもなかったのに、おへそがポコッと出てきました。
A. いわゆる出べそですね。生まれてから、出産した施設にいる間はなんともなかったんですが、自宅等にもどってから1か月健診やそれ以降に、あれあれっと思うことが多いです。
臍ヘルニアと言って、へその緒が取れたあとの穴がふさがっていない状態です。そんなに珍しくはなく、赤ちゃんの5~10人に1人は出べそという数字もあるようです。
1歳になるまでに自然によくなることが多いので、何もしないで経過をみることがよくあります。ここ数年ですが、綿球を使って圧迫する方法を取り入れることがあります。これは、早い時期から圧迫することで、自然治癒を早めるとも言われています。
また圧迫法には、閉じたあとのおへその皮膚のたるみを防ぐことができるという利点もあるようです。
あれっと思ったら、なるべく早く相談してください。
1歳過ぎても残っているようなら、手術が必要になることもありますので、その際も相談してください。
(先生から)

今回のQ&Aは、正解を示すというよりは、読んだ方が自分なりの答えを考えていただけたらと思います。
Q8.生後早期からのおしゃぶりについて
赤ちゃんがなかなか泣きやまないんです。おしゃぶりを使ってみたら、すやすや眠っています。
A. いろいろな状況でおしゃぶりを使ってみることはありますね。それによって、お母さんもゆっくり休めたりしますし、お母さんをサポートする周囲の人もホッと一安心します。
泣く、哺乳、睡眠が赤ちゃんの生活サイクルです。
おしゃぶりによって赤ちゃんが望むリズムを変えていないか?飲みたいという赤ちゃんの感覚を見逃していないか?
家庭によって1日の生活時間は違います。ご飯や入浴の時間も違います。
赤ちゃんの哺乳と生活リズムの点から考えてみてください。
(先生から)

Q7.歯の仕上げ磨きは、いつまで?
A. 仕上げ磨きは、10歳ぐらい小学4年生までは続けた方がいいです。
生えたての永久歯は、エナメル質、象牙質がまだ柔らかいため、むし歯になりやすく、進行しやすいからです。
奥歯、歯と歯の間、歯ぐきと歯の境目など磨きにくい場所を親が磨いてあげますとお子様のむし歯予防になります。
(歯科衛生士 菅藤)

Q6. 夏の水分補給はどうしたらいいですか?
A. ・乳児期には、母乳やミルク、離乳食を主体にしていただき、外出するような時にはその前後に湯冷ましやお茶をのませていただくといいのでは。
・幼児期も外出に合わせて水分補給していただいて、外遊びで汗が多い時には適宜のませてあげて下さい。
外出もせず、おうちの中で過ごしている時にも少量ずつでいいですので水分はとらせて下さい。
看護師の耳より情報を参考にして下さい。
(先生から)
