1歳未満にハチミツは✖  乳児ボツリヌス症

生後6か月の赤ちゃんが、乳児ボツリヌス症で死亡したことがニュースになりました。
この赤ちゃんは、発症する1か月ほど前からジュースにハチミツを混ぜて1日2回、合計10gほどを飲んでいました。そのハチミツが乳児ボツリヌス症の原因と言われています。

乳児ボツリヌス症は、1歳未満の赤ちゃんがハチミツに含まれると言われるボツリヌス菌の芽胞(菌の種・卵のようなもの)を体内に入れることで重症化します。ボツリヌス菌は、120℃に10分位かけないと死なず、40℃位で増殖してしまう菌です。

乳児ボツリヌス症の発症は1年に1例ほどですが、死亡例は今回が初めてでした。

1歳未満の赤ちゃんは、ハチミツそのもの、ハチミツ入りのものも食べないようにしましょう!