男の子の双子が2歳になりました

男の子の双子の孫がもうすぐ2歳になります。一緒に出かけると「一人でも大変なのに」.「大変さも倍だけど,かわいさも倍だね」など笑顔で声をかけていただき,うれしい気持ちになります。

2年の育児休暇をとった娘は近くにおりますので,毎日のように実家に来ますし,泊まることも多いです。祖父母である私達にとって二人の孫は癒しの存在で,かわいさゆえ甘々になっていますが,パパ,ママの大変さと楽しさを見守る日々です。

双子ならではの苦労も多いようです。最近は後追いがひどく,一人だけならおんぶすることもできますが,二人が大泣きし始まると何もできなく,3人で固まっている状態が続くようです。

夜泣きの時も一人が泣くともう一人も起こされて泣いてしまい,抱っこの場所取り合戦になって二人で大泣き,だからといって横で寝ているパパには行かないようです。深夜に二人の泣声が響きわたり,一軒家を借りて良かったと痛切に思ったそうです。

月齢の小さな時期でしたが,夜泣きは我が家でも何回かありました。火のついたように泣くという表現はありますが,まさにその通りで,力強く全身で泣きます。そのエネルギーたるやものすごいです。どこか痛い?,のどが乾いた?,おむつ交換?など,どうにかしなければならないという気持ちがかりたてられ,あせります。泣くことを止めるコントロールがつかないのか,悪い夢でも見たのか,寝ぼけているのなら目を覚ましてあげなければと,身体をゆらしたり,声掛けしますが,何をしても泣き止みません。20〜40分くらい続いたでしょうか,ママの胸にうずもれ,ようやく泣き止みました。こういう夜泣きは一人ずつでしたが,双子交互だと倍の日数になるわけですから,やはり,双子育児は大変です。

私は30数年前に子育てしましたが,夜泣きが続いた記憶がなく,忘れている部分も多いと思いますが,続くとママが疲れ果てるのは良くわかります。そんなときは,なかなか手が出せないパパでも「大丈夫?」「大変だね」など声がけしてくれることが何よりも励みになります。

1日中家にいると,子供も親もストレスがたまりますので,誰でも気軽に行くことのできる,保育園に併設の子育で支援センターや山形市内の「べにっこひろば」,上山の「めんごりあ」,天童の「げんキッズ」・「わらべ館」など,この2年間でかなりの回数,遊びに行きお世話になりました。

コロナ禍で閉園する期間もありましたが,コロナ対策はバッチリで,広いスペースやおもちゃもたくさんあり,恵まれた環境で安心して遊べるのは,親子にとって,とてもありがたいことでした。さらに,ママ同士の悩みや愚痴などを言い合えるママ友ができたことは,娘にとっても大きな収穫だったと思います。

多胎児特集の新聞記事でも目にしたことはありましたが,双子ママの一番の苦労は,出かけることの大変さだそうです。大型ショッピングモールや公園での外遊びはもちろん,ちょっとしたスーパーへの買い物でも,娘一人では大変なようで,こういったお出かけはできるだけ付き合いました。

娘一人で出かけるとなると,まず車から二人を降ろすのが大変です。チャイルドシートから一人を降ろして,抱っこひもで前抱っこ,もう一人は片手抱っこ,これはかなりの力が入ります。駐車場が遠い所は,一人が抱っこひもで,もう一人がベビーカーでお出かけでした。双子用のベビーカーはあるのですが,娘の車には入らないため,日常で使うことはほとんどなく,パパのお出かけ専用でした。  そして,食事時はさらに大変なことに・・・・・。

栄養士:白石