お子さんの食事のお悩みで、多いのが野菜嫌いです。
特に緑色の野菜(葉物)を食べないという声を多く聞きます。
嫌いになる原因の中で一番多いのが「口触りの悪いもの」だそうです。
離乳食が終わったからといって、大人と同じような形状ではなく
特に繊維のある葉物野菜は、細かく切ったり、柔らかめに煮たり
茹でたりが必要と思われます。
ただ葉物が嫌いでも、同じ緑黄色野菜のかぼちゃや人参が好きなら
それで補うようにしましょう。
あまり無理強いをすると食べる楽しさから遠のいてしまいます。
嫌いなものを食べたら、褒めてあげることも大切ですが
「食べないと~しない」 「食べたらおやつをあげる」など
あまり交換条件を繰り返すのは、嫌いというイメージを強くしてしまいます。
体重・身長が平均の帯の中で、右上がりに増えていれば順調で
いやいや期の一つと乗り切りましょう。
安易に野菜ジュースを与えて補うのは、習慣になってしまうことも
あるので良くありませんね。
食事は家族で食卓を囲み「美味しいね」「楽しいね」の
コミュニケーションの場にしたいですね。
栄養士:白石