助産師たちの活動

バランシングセラピー&ベビーマッサージ

生まれて最初の一年は動きを獲得する大事な一年です。赤ちゃんにやさしく圧をかけ、体のバランス、内面のバランスを整えていきます。
3か月頃の赤ちゃんは、「大切に抱かれ、家族や世界から愛されている。歓迎されている」ことを習得する時期です。
バランシングセラピーは発達を助けるだけでなく、心理面(安心感)においても効果的です。
目と目を合わせての会話、抱き起こし方、うつ伏せの仕方など自分自身でやろうとする主体性を助けるやり方の例もお伝えします。

また発達を促し、愛を伝えるベビーマッサージも、ホホバオイルを使い行います。

第一回目は鈴木助産師さんに来てもらい当院で、二回目は私が行き、米沢の「ままのて」助産院で行いました。
ままのて助産院鈴木さんと学んできたことをお伝えし、子育てが少しでもしやすくなるようにお手伝いできたらと思います。

12月5日(水) 当院にて

赤ちゃんは圧を加えられるのが好きです。しばらく続けると、副交感神経が優位になり、リラックス表情に。
もっと早く知ればよかったとの声も上がり、今からでも遅くなく、ぜひ取り入れてほしいです。
うつ伏せもやっていたと、自分の遊ぶ範囲を物色しながら目的に向かいハイハイして興味津々の様子の7か月のお子さんをみると頼もしい感じです。
終わってからの、ざっくばらんな座談会もお母さん方の大切な情報交換の場。先輩ママより、山形の冬は支援センターに行って交流の場を作るのが良いよ〜など話題になりました。

12月11日(火) ままのて助産院にて

すっかり雪景色の中、鈴木さんは玄関の雪掻きで大忙しでした。
そのような中、助産院はステキな和室でアットホームな雰囲気。また行きたくなる癒される場所でした。
ちょうど2か月の赤ちゃんも2組ほど参加されていて、うつ伏せのさせ方などやりやすかったかもしれません。
もちろんうつ伏せは起きている時だけということは注意しなければならないですね。
お母さん体操では、寒い時の授乳は循環が悪くなり詰まりやすくなるので、背筋を十分伸ばしてもらいました。
ベビーマッサージではココナッツオイルのしっとりタイプは山形では固まってしまうようです。ホホバオイルにしてみました。
座談会では、昔の話など出して聞いてもらったり。ちょっと引かれたり😅
慣れてくると皆さんもお話し始め。ある方はお正月お友達家族と温泉に行くとか。楽しみにされていました。
近況語り合いながら、皆んなで子育てしていけたら良いですね〜

12月15日(土)世田谷カモミールにて

世田谷カモミールにて、国際認定ラクテーションコンサルタントの松田朋子助産師さんによる、
「出産前に赤ちゃんとの生活を体験しよう!」というワークショップに参加してきました。
母乳のしくみやホルモンの話や授乳の仕方など、体験型でとてもわかりやすかったです。
だからおっぱいが張ってくるんだとか、こういう向きだと飲みやすいんだねとか、実際風船を使って吸う格好してみたりしました。
また、だから産後心が沈んだり不安定になる事もあるんだねーと妊婦さんも納得していました。

こんな風に産後のあかちゃんとの生活がイメージできると、例えばおっぱいトラブルなども少なくなるのだろうなぁと感じました。
これからの相談で、体験したことをお話していきたいです。